今日、都内の投資顧問会社「ＡＩＪ投資顧問」が、
うその運用報告書を提出していた疑いがあるとして、
証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反
（虚偽の運用報告書の交付）などの疑いで本格的な
調査を始めたというニュースが流れた。
ＡＩＪは金融派生商品を扱った「安定収益の確保」
をうたい、 中小企業の企業年金を中心に運用資産
を受託。
集めた資金は租税回避地（所謂タックス・ヘイブン）
の英領ケイマン諸島に登記された 「私募投資信託」
に流れていたことが分かったという。
私募投信、そうヘッジ・ファンドである。
運用利回り年200％以上
という詐欺のような勧誘、
またそれに乗った中小の年金基金も問題だが、
投資顧問会社がヘッジ・ファンドに”丸投げ”と
いうのも「何をかいわんや」、という話だ。
因みに、運用利回りは優秀なヘッジ・ファンドでも
年20％～40％である。
積み立てた年金を失った人は可哀相だが、よく
こんな高利回りを信じられたもんだ・・・
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